自傷行為と自殺率の男女差についての簡潔な考察

メンヘラ界隈では常識的な統計データがある。

男性は女性より自殺率が高い。
しかし、自傷行為を行うのは女性のほうがずっと多い。
女性にとってリスカで発散することは定石であるが、男性はちまちま傷をつけられずに、いきなり総武線快速に飛び込んでしまう。

この差を産みだす原因は何か?

はじめは、社会文化的な複雑な何かがあると考えた。
日本社会のジェンダー格差が、追いつめられた人間の行動に差異をもたらしている…と考えていた。性規範が人の命を左右しているのではないかと。


しかし、あるとき、ふと気づいた。
身も蓋もない仮説だが、説得力がある(と思う)。


女のほうが血を見慣れてるから切りやすいだけでは?